CAR and DRIVER Back
What's New
New Car News
名車グラフィティ
CARクラブガイド
達人ショップ
アートギャラリー
ズバリひと言
不満と満足
プレゼント
モニター募集
アンケート
ピックアップ
MINIミニ復活大作戦
モータースポーツ
リンク
バックナンバー
New Car News
  <

CAR and DRIVER 3月号

◆レクサスLF-1リミットレス 新型クロスオーバープロトデビュー

レクサスLF-1リミットレス

全長5014×全幅1986×全高1605m/m 

LX570比で全長は65m/m短く、全幅は6m/mワイド全高は306m/m低い

市販時期は未定

” width=
▲ステアリングホイール上にパーキングとリバースなどのスイッチを集約。シフトレバーが無くスイッチも少ない。自動運転機構と4Dナビゲーションシステム搭載

 レクサスLF—1リミットレスは、次世代フラッグシップ・クロスオーバーの新提案。LSベースのSUVというイメージだ。
 レクサスは2025年をメドに、全世界の全モデルに、電動専用車か電動グレードを設定する計画を進めている。LF—1リミットレスは、パワートレーンにガソリンやハイブリッドをはじめとして、プラグインハイブリッド(PHV)やEV、燃料電池(FCV)と、全方位を想定している。

 トヨタの米国デザイン部門、キャルティ(CALTY)が手がけたボディは、ロングノーズでキャビンが後方寄りにある設計。これは、新型LSと同じ手法である。 フロントマスクは、立体的なスピンドルグリル。リアは、左右に分割されたルーフスポイラーが目を引く。ボディパネルはダイナミックそのもの。ボディサイズは、全長×全幅×全高5014×1986×1605m/m、ホイールベース2974m/m。  インテリアは、ドライバーのジェスチャーに反応するモーションコントローラーを装備。視認性の高いディスプレイなど、インターフェイスは最新設備である。

 LF—1リミットレスは自動運転技術にも積極的に取り組む。ドライバーが、目的地までの運転操作を車両に任せるショーファー・モードを搭載。また、4Dナビゲーションシステムを装備。これは、ナビに時間の概念を取り入れ、車両や渋滞状況などを考慮し、休憩やレストランの提案、ホテルの予約などを行う。情報はナビのディスプレイのほか、後席エンターテインメント画面、スマートフォンやタブレットに表示できる。

◆トヨタアルファード&ヴェルファイア 安全システム向上

トヨタ・アルファード・ハイブリッド・エグゼクティブラウンジ 
価格:THS 735万8040円

2.5L直4ガソリン+モーターのパワーユニットに変更はない 駆動方式はFF JC08モード燃費:18.8km/L
全長4945×全幅1850×全高1950m/m




▲ヴェルファイアZG(3.5L・FF)
価格:8SAT  494万7480円
3.5L・V6は旧型比21PSパワフルな301PS
6速から8速ATに変更 
JC08モード燃費:10.8km/L

 トヨタは2017年12月25日、アルファードとヴェルファイア(335万4480〜750万8160円)をマイナーチェンジして発売した。
 新型は全車に改良型トヨタセーフティセンス(第2世代)を標準装備。単眼カメラとミリ波レーダーの性能が向上し、衝突被害軽減ブレーキは自転車や夜間の歩行者を検知する。レーダークルーズコントロールは、車線維持を支援するレーントレーシングアシストを新搭載。リアクロストラフィックアラートとブラインドスポットモニターが設定された。

 高級イメージと高い存在感で好評の内外装は小変更。エクステリアは、ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リアコンビネーションランプ形状をリファイン。インテリアは、メーター加飾やシート表地、木目パネルの色調が変わった。ヘッドライトは上級グレードが3眼LED式、その他は2眼LED式だ。
 標準とエアロの2シリーズで構成するラインアップは、エアロ系が充実。エアロ系の最上級グレードとしてオットマン機能付き左右独立2列目シートを装備したエグゼクティブラウンジS(アルファード)を新設定。なお、ヴェルファイアはSがZになる。エグゼクティブラウンジSには、シルバー木目調専用加飾と防汚処理加工を施したプレミアムナッパレザーシートのブラック&ホワイトインテリアを設定。シンプル装備のエントリーグレード、Sがデビューした。

 メカニズム面は、構造用接着剤の適応範囲拡大とガラス接着剤の使用で全車のボディ剛性が向上。パワーユニットは3.5L・V6ガソリンの主要パーツを一新。スペックは旧型比で21ps/1.7kg・mパワフルな301ps/36.8kg・m。トランスミッションを6速ATから8速ATに変更し、パフォーマンスに磨きをかけた。JC08モード燃費は10・8q/L(3.5L・FF)。2.5L+モーターのハイブリッドと、2.5L直4ガソリン(185ps)に変更はない。
 ボディサイズは、標準シリーズが全長×全幅×全高4945×1850×1950m/m。エアロシリーズは同4935×1850×1935m/m。室内寸法は両車、両仕様ともに長×幅×高3210×1590×1400m/m。

◆ホンダ・インサイト(プロトタイプ) 新型ハイブリッドサルーン発表

ホンダ・インサイト・プロトタイプ
3rdモデルは18年夏に米国発売予定。日本発売は未定。

フロントマスクは最新ホンダ車共通イメージ

1.5L直4ガソリン+2モーターのハイブリッド搭載
バッテリーはリチウムイオン


クーペのようなルーフラインが特徴
乗車定員5名の4ドアセダン シビックの上位モデル テールランプはトランクに回り込んだデザイン

 ホンダは新型インサイトのプロトタイプを初公開した。3rdモデルは4年ぶりの復活。米インディアナ工場で生産され18年初夏、米国市場で発売される。

 3rdインサイトは、シビックの上位に位置づけられた5名乗りサルーン。低く構えたフロントグリルとシャープな印象のLEDライトを採用。プロポーションの特徴は、クーペを思わせる滑らかなルーフライン。

 ハイブリッドパワートレーンは、最新世代の2モーターハイブリッドシステム(i—MMD)を搭載。効率がいい1.5L直4ガソリン(アトキンソンサイクル)と、強力な2基のモーター、リチウムイオンバッテリーを組み合わせる。3rdインサイトは自動的に最も効率に優れた走行モードを選択。多くのシーンをモーターだけで走行する。エンジンは、高速道路などを除き、主に発電用として機能する。バッテリーは後席の下にレイアウトし、十分なトランク容量を確保。後席は6対4の分割可倒式とした。

 3rdインサイトのEPA(米国環境保護局)予想燃費は、複合モードで50mpg(約21.2q/L)以上を達成。メーカーは、「3rdインサイトの特徴は高い燃費経済性と力強いパワー、広い室内にある」と説明している。

◆BMW・X2 コンパクトクロスオーバー登場

BMW・X2・MスポーツX

全長×全幅×全高4360×1824×1526m/m

ホイールベース2670m/m アルミホイールは19インチ
写真の20インチホイールはオプション X1ベースのスペシャルモデル

▲MスポーツXはフローズングレー仕上げパネル装着
ボディは5ドアHB

 BMW期待のクロスオーバーモデル、新型X2がデビューした。X2はX1のスペシャルティ仕様という位置づけ。X5とX6、X3とX4の関係に近い。BMWはX2、X4、X6をスポーツ・アクティビティ・クーペ(SAV)と呼ぶ。X2のボディサイズは、全長×全幅×全高4360×1824×1526m/m、ホイールベース2670m/m。X1(同4439×1821×1612m/m、2670m/m)と比較すると、X2は全長が約80m/m短く、全高は86m/m低い。ホイールベースは同値。ルーフラインとCピラーの造形はクーペ風で、スタイリッシュな仕上がり。ボディタイプは5ドアHB。ボディカラーは、ガルバニックゴールド(写真)など、若々しいキャラクターを表現する色調を設定。X2専用トリムのMスポーツXは、バンパーとサイドパネルなどがフローズングレー仕上げとなり、アクティブな雰囲気が漂う。インパネはX1と共通イメージ。乗車定員は5名。パワートレーンはガソリン1種、ディーゼル2種(欧州仕様)。ガソリンはxドライブ20iグレードがあり、直噴2L直4ターボを搭載。最高出力192ps、最大トルク28.5kg・mを発生する。ミッションは7速DCT。駆動方式はFFと4WD。日本発売は近日の予定。

◆マツダ雪上試乗会 ニューモデルを体感

マツダCX-8・Lパッケージ(4WD)

全長×全幅×全高4900×1840×1730m/m 車重1900kg

2.2L直4(190ps)の新世代スカイアクティブ・ディーゼルを搭載 Lパッケージは本革シートを標準装備する最上級グレード 
2列目シートはキャプテンタイプの6名仕様

▲マツダの新世代フルラインアップを雪上試乗

2017年12月にマツダの冬季試験場(北海道上川郡町)で行われた雪上試乗会。車両開発において重要な指標である(英 ジャークjerk)≠フ体験と、新型モデルの試乗が今回のメニューだ。
 躍度は、単位時間当たりの加速度(G)の変化を示す単語。速度の変化が加速度で、加速度の変化をいう。たとえば、ゆっくり加速するより素早く加速したほうがGの変化が大きいことは理解しやすい。前後Gが大きい、と表現できる。躍度は前後Gの変化を数値化したもの。わかりやすくいえば、急発進や急ハンドルなど“荒っぽい運転”をすると、数値が跳ね上がる。
 雪上パイロンコースをアクセラ(AWD)、ロードスター(FR)、デミオ(FF)で走行した。駆動方式にかかわらず走りやすいが、速く走ろうとするとGが大きく変わる。雪道ドライブの基本に立ち返り、急な操作を避けて走ればGの変化は小さいままだ。
 躍度の基本を理解したうえで、滑りやすいオールシーズンタイヤを装着したCX—5(FF)で坂道発進にチャレンジした。ゆっくりアクセルを開ければ躍度は上がらず、タイヤはスリップしない。次にセッティングを変更してアクセルが急に開くようにした。ゆっくりアクセルを踏んでも、トルクが急に立ち上がり、タイヤはすぐにスリップする。本当にシビアにアクセルを調整すればスリップしないが、これでは疲れてしまう。
 ブレーキも試した。マスターバックを調整して意図的にブレーキ踏力を重くすると、想定した位置で止まれない。重いブレーキに合わせて強く踏むと、今度はアクセルが軽く感じられ、発進で踏みすぎスリップしてしまう。
 マツダは人間研究に力を入れている。人間の特徴を踏まえ、ブレーキ、アクセル、ステアリングといった操作系を調和させ、適度な重さと予測どおりの反応を示すセッティングの重要性が試乗を通じてよく理解できた。
 続いてマイナーチェンジで2?ガソリンを搭載したCX—3と新型CX—8に試乗した。
 CX—3の2Lガソリンは静かで力強い加速を示すが、ジェントルにも走れる。足回りはソフトすぎず、しっかりした走りが楽しめた。荒れた雪道の振動吸収力がもう少し上がればベストといえる。
 CX—8は、フロアとサスペンション取り付け点の剛性が高く、足回りがスムーズに動いて振動を伝えにくい。CX—8はCX—5よりもフロアの板厚をアップしており、その効果が感じられた。荒れた雪道の走破性は見事で、乗り心地は上質。走りは重厚で、ボディを持て余さずに期待どおりの性能が味わえた。
 躍度を考慮したクルマ作りの重要性と、それを反映した最新モデルの“優れた調和”は人間研究の成果といえる。

◆トヨタGRスーパースポーツコンセプト 開発スタート

公道走行を前提にWECマシンとは異なる流麗なデザインのボディカウルを新開発

フロントノーズは国内仕様のナンバープレート装着スペースを設定し市販化に備える

▲ テスト車両
カーボンファイバーシャーシにエンジンとモーターを搭載したハイブリッド4WD

トヨタは1月12日、東京オートサロンの会場でGRスーパースポーツ・コンセプトを発表した。ル・マン24時間レースで有名なFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦中のレーシングカー、TS050ハイブリッドと同様の主要パーツを使って構成。最終的にはロードゴーイングカーとして市販化を目指すため、テストカーを同時公開した。
 テストカーのパワーユニットは、WECマシンと同じTHS—R(トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング)。2.4L・V6ツインターボに加えて前後モーターで駆動する4WD。ハイパワー型リチウムイオン電池を搭載し、エンジンとモーターのシステム最高出力は735kW(1000ps)。前輪モーターはアイシンAW製、後輪モーターはデンソー製。

 トランスミッションは横置きシーケンシャル6速で、ビスカスLSDを組み合わせる。車体はカーボンファイバー製。前後サスペンションはダブルウィッシュボーン。油圧パワーステアリングを装備する。ブレーキはアケボノ製ベンチレーテッド・カーボンディスク。ホイールはレイズ製マグネシウム鍛造で、サイズは13J×18インチ。タイヤサイズは前後とも330/40R18。これらはWECマシンと同じだが、タイヤはブリヂストン製に変更されている。
 

ボディはWECマシンと異なる形状だが、風洞実験を通じてダウンフォースを高めている。ヘッドライトとドアミラーは未装着に見えるが、フロントカウルの六角形のくぼみに新技術の透過式ヘッドライトを装備。ドアミラー代わりのサイドカメラと、後方確認用のバックカメラを搭載している。ボディ前後には国内仕様のナンバープレート装着部分を設けるなど、市販化に対するメーカーの強い意思がうかがえる。
 トヨタは販売計画について「スケジュールをはじめとしてすべて未定」と正式コメント。だが、「基本的な市場は日欧米を考えている」「WECマシンはレギュレーションでバッテリー搭載位置が決まっているが、市販車は自由にできる」「最低地上高は、レースカーは約30m/mだが、日本の車検を通すには90m/mを確保しなければならない」「渋滞など低速走行時のクーリング(冷却)が課題」といった、じつに具体的な数々の情報が判明した。夢のロードゴーイングカーの販売を目指して、開発がスタートしたことは紛れもない事実だ、と報告できる。

●すべての記事はCAR and DRIVER 3月号をお読みください。

  お問い合せ プライバシーポリシー ご利用規約